皆さん、Costco をご存知でしょうか?
TVや雑誌でも度々取り上げられている、話題のお店。
アメリカ生まれの大型会員制倉庫店です。
つまり、年会費を払って利用する、大量販売型のお店です。
私も、アメリカで暮らしていた間は会員として年会費を払い
何度も利用していました。
店舗はまさに、巨大で無機質な倉庫。
天井がすご~く高い!
そのスペースを存分に使って、商品が
ドーン!ドーン!ドドーン!
と、山ほど並んでいたり、棚に積まれていたりします。
そしてショッピングカートを押しながらお買い物していきますが、
このカートが、これまた巨大!!
なぜカートがそんなに巨大かというと…。
それはもちろん、商品がそれぞれ巨大だったり、大容量だったりするから!
48人用の巨大ケーキとか売られてるんですよ~!!
普通の家庭では絶対に食べきれなさそうですね (^_^;)
でも、大勢でパーティーなどをする際にはいいかもしれません♪
そして取扱い商品は、食品の他にも、衣類、日用雑貨、家電製品、医薬品、カー用品などなど、書ききれないほど…。
オリジナルブランドもあるし、季節商品もあるし、実に多種多様なんです!
だから何度行っても飽きません!
でも何よりも魅力的なのは、おそらく、
その大量生産・大量販売・大量消費の雰囲気!
何ともいえないアメリカらしさを醸し出していると思います。
そんな Costco が、アメリカだけでなく、今では世界各地に出店しているんです。
1999年に、日本にも進出してきています。
2017年11月現在では、日本国内に26店舗を展開しているそうです。
輸入品ばかりでなく国内商品も扱ってはいますが、
お店全体の雰囲気としては、アメリカ店も日本店も同じ。
そこで我が家では、アメリカから日本に帰ってきた後も
ずっと会員を続けて、数か月に一度は買い物に行っています。
アメリカ時代を思い出しては楽しんでいるんです。
ところが、一つ、違和感を感じることが
ありました。
店名(社名)の読み方です。
アメリカ本社の正式社名は、Costco Wholesale Corporation といいます。
日本法人は、Costco Wholesale Japan, Ltd となっています。
日本語表記にすると、コストコホールセールジャパン株式会社 だそうです。
だから日本では、ほとんどの皆さんが
「コストコ」と呼んで(読んで)いますよね。
でもアメリカでは、誰も「コストコ」なんて呼ばない(読まない)んです。
アメリカ人は、「コスコゥ」という感じに発音します。
最初の「コ」は、「コ」と「カ」の中間のような音なので、
場合によっては「カスコゥ」と聞こえるかもしれませんが。
でも少なくとも「ト」の音は、ほぼ入らない(全くといっていいほど聞こえない)んですよ。
なのに、どうして「コストコ」なのか?
どうして、もっと本場の発音に近い店名にしなかったのか?
ずっと釈然としなかったのですが…。
最近になって、理由を知りました!
Wikipedia によりますと…。
なんと、日本に進出してくるとき、
すでに「コスコ」という名前の別の会社があったためだそうです!
同じ名前で登録することができなくて、
敢えて「コストコ」にしたのだそうです。
そういうことなら、日本国内で「コストコ」なのは納得です (^-^)/
でも海外では「コスコゥ」のほうが通じやすいと思いますので、
行く予定のある方は覚えておいてくださいね♪