先週末の1月13日(土)・14日(日)には、
≪大学入試センター試験≫
がありましたね!
受験生の中にはセンター試験の結果次第で
どこの大学に出願するかを最終決定する
という人もいるでしょう。
正式な結果が返送されてくるのを待っては
いられないので、自己採点をして
獲得点数の目安にする人も多いはず。
そんなわけで、センター試験の終了後には
公式サイトに問題と正解が掲載されます。
あちこちの進学塾や予備校などでも、
それを転載したり配布したり。
翌日には、新聞でも試験問題と解答が
公開されていましたね。
ちょうど今年は親戚に受験生がいるため
私にとってもセンター試験は身近な問題。
このブログを書き始めたこともあって
英語の試験問題が何となく気になって…
昨夜、自宅でチャレンジしちゃいました!
筆記は80分間で、200点満点。
リスニングは30分間で、50点満点。
回答はすべてマークシート方式。
でも家には専用の回答用紙などないので
普通の紙と、ボールペンを用意。
タイマーで時間をセット。
そしてパソコンで試験問題を公開しているサイトを探して
…準備OK!
まあ、いくら帰国子女とはいえ、日本で
過ごす期間が長くなれば長くなるほど
英語もサビついてきていますからね。
一体どこまで太刀打ちできるのか!?
とドキドキしながら…スタート!!
ほとんどの問題が4択(4つの選択肢から1つ選び、
数字で答える)方式でした。
マークシートを塗りつぶす代わりに、
選んだ答えの数字を紙に書きつつ問題を進めます…。
特に急いだわけでもありませんでしたが
筆記は10分ほど早めに終わりました。
(リスニングは音声データの再生に一定の時間がかかり
時間短縮は無理でした)
そして、今度はパソコン上の解答ページを
見ながら、自分の書いた答えを丸付け!
さてさて、結果は…
筆記・リスニングどちらも満点でした♪
\(^▽^)/
自分でも、正直ちょっと驚きました。
帰国子女だからといって、英語のテストで必ずしも
毎回満点を取れてはいなかったからです。
私もイギリスから日本に帰ってきた直後は
英語の授業でさんざん苦労したんです。
何が苦労だったかというと…?
英語を英語のままで(日本語にせずに)
理解したり記憶したりしている私にとって
英文法を日本語で解説するというのが
まさにチンプンカンプンだったんです。
「助動詞は…」「関係副詞が…」なんて
言葉を羅列されると、訳が分かりません!
文章を「SVOC」などの構造に分解するのも
大の苦手です。
例えば、普通に日本語を話せる日本人でも
「この動詞は上一段活用だから…」
「この場合は形容詞を未然形にして…」
なんて文法解説は、国語の授業やテストで
くらいしか使わないですよね!?
日常会話では、そんなこといちいち考えて
話したりはしていませんよね!?
(もし、しているとしたら…その人は
ネイティヴではないのでしょう)
私が英語を覚えたのも、文法なんて考えず
ただただ膨大な量の文章を丸ごと飲み込むように
頭に入れていく感じでした。
学校での授業中も、休み時間にも。
バスに乗るにも、買い物をするにも。
そして家でTVをつけても…
とにかく周りは英語だらけ!!
浴びるように漬かるように英語に触れて。
その中で…自分なりの法則を見つけて。
でも明文化されているわけではないので
≪こういう場面では、こういう言い方≫
というのが何となく、感覚的に
パターン化されているにすぎません。
だから私にとって、日本語による英文法
だなんて、厄介そのものなんです。
また、当時の私はイギリス英語でしたが
日本の英語教育がアメリカ英語偏重だった
ため、発音やつづりの違いになじめずに
テストの点を取りこぼすこともしばしば。
そんなわけで、心ならずも
「帰国子女のくせに、なんで英語で満点とれないの?」
と偏見に満ちた屈辱の言葉を浴びせられたことは
数知れず…。
でも今回のセンター試験では、英文法より
読解力や思考力を問う問題が多かったので
帰国子女の弱点を露呈せずにすんだ
といったところでしょうか。
私自身が、アメリカ生活も経験したことで
アメリカ英語にも充分に対応できるようになった
ことも、勝因の一つだったのかも。
まあ、このセンター試験も、2020年1月の
実施を最後に大改革されるとのこと。
新制度≪大学入学共通テスト≫になったら
是非また英語の試験問題にチャレンジしてみたいです!